2017山賊庵の食卓(冬) 新年を迎えたので項を改めました。



3/31
 豚バラの柳川風は親爺の好物の一つ。比較的薄味に、あっさりと仕上げてある。
        

 薄塩の鮭と厚焼き玉子。両者ともに極めてポピュラーなオカズだが、ミーハーオカカと親爺は両方大好きだ。
 


3/30
 昨夜は久々にアヒージョをやってみた。鶏とマッシュルームと海老と玉ネギなども加えた。オリーブオイルに加えたのは、
ニンニクと唐辛子にアンチョビー、塩加減はこのアンチョビーで行う。バケットを添え、ビールを飲みながら完食。
 実に美味かった。
        

 このところ佃煮づくりが上手くいっており、親爺は気に入った食材を見つけては佃煮づくり。
 写真左はグラム600円の飛騨牛赤身の切り落としを煮る。さすがに美味い。市販の高級佃煮に近い味となっている。
で写真右は、中国産のアサリのむき身だが、「貝新」の”しぐれはまぐりたまり”というたまり醤油も加え煮た。勿論老舗の
佃煮の味とは行かないが、それでもそこいらの甘くべとべとした市販品よりは美味い。
 


3/29
 ホタルイカの天ぷらはとても難しいが、美味い。蕗の薹のてんぷらと合わせ、春を楽しむ。シイタケも悪くない。塩で頂く。
        

 さしの多い牛肉は美味いが量が食べられぬ。5〜60gもあれば十分だ。胃もたれ防止にカイワレを添えて。
         


3/28
 オカカ特製のレンコンと海老の春巻きは、軽くて頗るうまい。これは我が家の定番に加えるべき一品だ。醤油でも、塩でも行ける。
        

 またまた牛肉の佃煮。だが素材が違う。飛騨牛の赤身切り落としを煮たのだ。いやいや美味さもワンランク上である。
        


3/26
 左からシイタケ昆布の佃煮、アンガス牛ショルダーの佃煮、そしてムール貝スモークのオイル漬け。親爺の昨日の仕事。
 


3/25
 一昨晩は飛騨で、美味しい料理をしこたま頂いて、朔日午後帰宅。昨夜の食卓はこれ。
 そば屋のカレー丼である。炊き立ての飯に、熱々のそば屋風カレーをかけフーフー言いながら頂く。あれも一食、これも一食。
 十分満足して、我が家の食卓を味わう。
        


3/23
 エビフライと卵焼き、タルタルソースにキャベツを挟んだホットサンド。更にトマトの薄切りも載せて頂く。美味い。でも手がかかる・・・。
        


3/22
 昨夜はお好み焼きの夕食。いつもはこれに焼きそばもやるのだが、結局は残すので、これだけにしてみたが、
丁度良かった。ちょっと情けない気もするが、美味しかったし十分だった・・・・・。
        


3/21
 親爺の作ったチキンマッサラはさすが2度目だから、以前よりうまくできた。何とナスのアチャールと云う副菜までインド料理だ。
 アチャールと云うのは親爺の嫌いなピクルスかと思っていたし、インディアンピクルスなどとも呼ぶが、これは日本の漬物の様な
発酵食品ではなく、多くはマスタードオイルなどで熱処理した保存用オイル漬け食品で有ることが分かった。
 多めの酢も使うので、かなり酸っぱいがオカカが好きな味だそうだ。
 


3/20
 親爺がまたインド料理に挑戦。北インドのチキンカレーを煮る。一寸塩加減を誤ったかな・・・・・。でもかおりはすごく良い。
        


3/19
 昨夜は、和食だった。まずは鰈のから揚げ大根おろし添え、白菜の荏胡麻和え刻み柚散らし、キュウリとわかめの酢の物針生姜添え
 それに飯とアサリの味噌汁。いやいやたまにはこういうものも悪くない。大満足だった。
        


3/18
 菜の花をハムと合わせて洋風卵とじと云った状態にバターで炒めた。厚揚げはマヨネーズ焼き。何れも十分うまかった。
 


3/17
 安いアメリカ牛のステーキ肉2枚をオカカが買ってきた。これは昔のように、グラスフェッドで育った牛独特の匂いがない。
 で、これを佃煮に作ってみた。昆布、ゴボウも一緒に煮込む。以前テレビで見た、老舗佃煮屋の職人さんの言う通り、45分
ほどの煮込みで、煮汁から上げ汁気を切る。とても上手くいった。ごぼうも昆布も牛肉も、しばらく楽しめる。
       


3/16
 魚介が続くが、昨夜はアンコウの煮つけ。あん肝少量とねぎ少量も一緒にに漬けた。オカカはあん肝が好物で、親爺は
ゼラチン質が好み。アンコウ独特の美味に、あっという間に平らげた。
       


3/15
 我が家の定番、ホタルイカと菜花のパスタだ。今年はちゃんと滑川産のホタルイカを使ったので、実に美味しかった。
 軽くタバスコを振って頂いた。春の味が口中いっぱい広がった。
       

 オカカの手作りガンモの煮つけ。すこぶる美味。         イチゴのヨーグルトドリンク。此れも爽やかな春の味だ。
 


3/14
 久々にチャーシューを作り、白湯スープがあったので白湯ラーメンを作った。シンプルだが美味かった。
       


3/13
 春キャベツで作った、博多風鶏鍋はスープにキャベツの甘みが出て、極めて美味い。オカカと二人あっという間に平らげた。
       

 小エビ入りレンコン団子も極めて美味く、鍋に残ったスープには飯を加えて卵で閉じた雑炊。これはポン酢で頂いた。大満足。
 


3/12
 例によってまたインド料理にトライした親爺。まずはシシカバブー。挽肉に炒めた玉ネギや数種の香辛料を混ぜてこね、
長い金串に巻き付けて焼くのだが、面倒なので金串は省略して、オーブンの天板にクッキングシートを広げて焼き上げた。
 グリーンチャトニーと云う、香菜とミントとヨーグルトで作るソースをかけて頂く。まあそれなりに美味い。
       

 パニールと云うインド風カテージチーズを作り、それで作った甘いデザート、ラスマライ。カルダモンの香りが爽やかで美味い。
 昔、ネパール勤務時にインドとの国境、バイラワと云う処で食べた記憶があるが、本場ものは凄まじく甘い・・・。
       


3/11
 オカカがグリーンアスパラとハムをバターたっぷりで炒め、ミルクを混ぜた卵で閉じた一皿を作った。味は塩コショウのみ。
 これがやたらと美味しかった。
        

 親爺がインド料理の本と首っ引きで作った、アルマッサラ。アルはジャガイモの事で、早い話が粉吹イモのスパイス炒め。
 ネパールが仕事場だったころの親爺は、この味に慣れていて、辛みが物足りぬと思ったが、オカカには辛すぎた。
       


3/10
 悪阻が幾分軽くなり、元気になった長女が中華丼を上手いと一人前食べてくれた。そろそろ悪阻も峠を越えたのだろう。
 もちろんオカカと親爺も美味しく頂いた。
       

 流石に未だバイ貝やからすみ等はにおいが気になって食べられぬそうだが、これは親爺とオカカの晩酌の肴。
 


3/9
 見た目はダルスープだが、これは親爺が最近読んでいる、インド料理の本に載っていた「ダールタルカ」と云う一皿。
 レシピと首っ引きで、作ったのでスパイスは普段のダルスープより3種類ほど多く、赤唐辛子もやや多めだったし、トマト
を加えてあるので、ごく上等の味わいとなったが、オカカには辛すぎた・・・。「普通のダルスープが良い。」そうだ。
       


3/8
 ごく薄い豚肉で作るカツは軽くてうまい。付け合せもシンプルに、カイワレとトマトだけ。カイワレはクレソンの様に食べた
後口をすっきりさせてくれる。
       

 モヤシのナムルに、韓国料理によく登場するわかめも加えてみたら、これが良く合う。韓ドラ大好きなオカカのアイデアだ。
        


3/7
 元気を取り戻した長女に合わせた訳でも無いが、タンドリーシュリンプに、こども洋食。いずれもスナックの様なメニューだが
美味かった。タンドリーシュリンプはタンドリーチキンのエビバージョン。スパイシーで美味いし、こども洋食はこふき芋をつくり、
それにネギと桜エビを散らしてソース味で炒めたもの。確か群馬辺りの地方食でテレビで見て我が家も真似て作っている。
 


3/5
 昨夜はカレー鍋焼きうどん。テレビのケンミンショーからのパクリで、これが意外なほど美味かった。悪阻で食事も
ままならなかった長女も、美味しいとほぼ8割を食べきった。
 和風の、昆布と鰹節の出汁に、カレーを合わせ、豚小間や舞茸、かまぼこ、卵、ネギなどを載せて煮込んだ。
       


3/4
 昨晩はひな祭り。例によってちらし寿司となったのだが、ハマ吸いは良いハマグリがなかったからパスした。
 いくら以外魚介は使わなかったので、悪阻で食べられない長女もこれは食べ、大丈夫だった。美味かった。
       


3/3
 長女が悪阻で、里帰りしているので、何が食べられるかとオカカもいろいろ作ってみる。豚バラの薄切り肉で半熟卵を包み、
甘辛く蒸し焼きに・・・・・とずいぶん手が込んでいるが、美味いと食べたのは親爺とオカカだけ・・・。
       

 何時もは大好きな、生姜を利かせた赤魚の煮つけもダメ、海老入りのレンコンもちもダメ・・・。
 長女は結局、焼きいもとリンゴだけがのどを通った様だ。
 


3/2
 ヒーチャンが送ってくれた名古屋名物きしめんが昨夜の夕食。オカカが張り切って揚げたてんぷらを載せて頂いた。
 親爺の好物、ゲソ天が矢鱈うまかった。
       

 これだけ大量のてんぷらを揚げたら、流石のオカカもちょっと油にあてられて、直欲がうせたそうだが、親爺はその分馬鹿食い・・・。
 


3/1
 悪阻の長女のために、昨夜は鶏飯を用意したが、結構食べてくれたようだ。残ったスープと具材をひとまとめに温めて、
親爺とオカカの今日の昼食は、これにご飯を入れ、バターとチーズも加え、鶏飯リゾットにするつもり・・・。
       


2/28
 みそおでんを煮込んだ。赤みそと白みそを3:1くらいで混ぜ、砂糖で甘めの味にし出汁を加えネタを放り込み煮るだけ。
 我家のみそおでんの種は、豆腐、こんにゃく、豚肉、ゆで卵などで、大根は使わない。好みで七味を振って頂く。美味い。
       


2/27
 昨夜は豚料理のオンパレード・・・回鍋肉と、豚汁である。豚肉を多く買いすぎたからだが、いずれも美味しく頂いた。
 


2/26
 身重(まだ三か月だが)の長女のリクエストがとんかつ・・・。つわりなのに大丈夫かと思ったが、とにかく食べたいものを・・・。
 結局,、ほぼ2/3は食べてくれた。
       

 甘い鳥そぼろも長女のリクエスト。これも3匙ほど・・・。    うなぎの佃煮は親爺とオカカが食べたくて作った。
 


2/25
 インドカレーに一寸凝っている親爺が、ポークヴィンダールと云う、南インドのカレーにトライ。ワインビネガーや酢をベース
にし、パウダースパイスを何種類も混ぜたマリネ液に漬け込んだ豚肉を使うので、すっぱくて辛い味となる。
 カレーと云う慣れた味ではないが、これが美味い。なるほどスパイスの使い方次第で、インド料理=カレーと云う大雑把な
とらえ方では計り知れぬ変化があるのだなあ、と、ほんの数ページを読んだばかりのインド料理の本に、早くも感化され始め
た親爺である。恐らくまだ、得意の早とちり、付け焼刃の手前なのだろうが・・・・・。兎に角美味い。
       


2/24
 今度は手打ち生パスタで、ナポリタンを作った。味が格段に違う。オカカの作った焼き鳥も焼き加減がちょうどよく美味かった。
 


2/23
 親爺にしては珍しく、レシピ本に忠実にきっちりスパイスを計量して、しかもホールスパイス、パウダースパイスなども分類して、
兎に角、本と首っ引きでキーママタールと云うひき肉カレーを作ってみた。
 が、玉ねぎの炒め方がやや足りず、又オカカにも食べやすいように辛みを抑えたので、親爺には辛みの足りぬカレーになった。
 

 玉ねぎの焦がしがあまく、色がやや薄いが味は申し分なし。もっと辛ければ親爺には大満足のカレーだったが、まあ、オカカにも
食べられる辛さが、普通の辛さなのだろう。ナンも焼いて、インド料理店モドキの食事となった。
 

 キーママタールの出来上がりである。インド式の金属の大皿は我が家にはないので、普段使いの皿で頂いたが、非常に美味かった。
        


2/22
 レバニラ炒めをたっぷり食べ、ビールを飲み(親爺はノンアルコール)飯はカラスミ茶漬け。いやいや驚くほど美味かった。
 


2/21
 レンコンをすり下ろし、湯通しした小エビを入れハンバーグの様にまとめたものをフライパンで焼き、出来上がった
海老入りレンコンもち。薄い下味はついているが、生醤油でいただく。非常に美味かった。
        

 麦飯とろろはたしかに美味い。青のりをちらしてすすりこむ。 こんにゃくばかり目立つがモツ煮込み、ネギと七味を振って。
 


2/20
 博多風鶏鍋をやった。鶏とキャベツを食いきった後のスープには当然飯を入れて雑炊である。美味かった。
 


2/19
 アボガドのチーズ焼き。フライパンに溶けるチーズをひとつかみ、その上に切ったアボガドを載せ、塩コショウして蓋をし、
蒸し焼きにしただけの一品だが、美味い。オカカがテレビで仕入れた一皿だ。
       

 ストーブの上で煮た汁ダクの肉じゃが。親爺など飯にぶっかけて頂く・・・。海老のサラダはオリーブオイルと醤油で親爺スペシャル。
 


2/18
 もつ煮込みに豆腐を入れた。ネギと七味でいただくが美味いのなんのって・・・。厚揚げはオカカ得意のマヨネーズ焼き。美味い。。
 昨夜は居酒屋風の食卓で、これもまた良いものだ。
 


2/17
 昨夜は長女も帰宅したので、オカカが長女の好物のキッシュを焼いた。これは親爺も好きなので、熱い処を頂いたが
非常に美味かった。
       


2/16
 所用が長引き帰宅が遅くなった昨晩、市販のそば汁で豚小間と玉ネギを煮て、カレー粉を混ぜ、葛でとろみをつけてカレー丼。
 誠に手間いらず、10分もあればできる料理だが、これがまた美味い。
       


2/13
 昨夜は煮込みハンバーグ。剱御前小舎の残りの冷凍ハンバーグはもう無いので、オカカの手作りハンバーグを煮込んだ。
 剱御前小舎の冷凍ハンバーグは業務用で、かなりいい品物だったらしく、甲乙つけ難い。美味しくいただいた。
       


2/12
 我が家の定番ナポリタン。乾麺をゆで作ったが、やはり手打ちの生めんの方が良い。それでも何とも懐かしい味ではある。
       


2/11
 親爺が愛読しているインド料理の本と、首っ引きで作った、北インド風チキンマサラ。数種類のホールスパイスに、
更に数種類のパウダースパイス、ショウガ、ガーリックが入る。味のベースは玉ネギとトマトを炒めて作るペーストと
塩だけ。塩以外の調味料は一切使わぬというインド料理だ。
 少々足りぬスパイスもあったがそこは適度にごまかして。それにしても面倒だが美味い。
       


2/10
 オカカの力作は、レンコンと海老の水餃子。レンコンをすりおろし、そこへ海老をたたいたものを混ぜ、味を付け、それを
餃子の皮3枚で包み中華スープで煮て水餃子にするという、手の込んだもの。とても美味しかった。
       

 こちらは親爺が前日から仕込んでおいたタンドリーチキン。230℃のオーブンで約15分焼いた。一寸塩が薄かった。
       


2/9
 冬の定番はこれ。煮干しと昆布でじっくり取った出汁に、大根、ジャガイモ、ゴボ天、つみれ、ガンモ・・・・・等々。
 熱々にからしを付けて頂く。ウメー!!
       


2/8
 昨夜は鶏五目飯。ゴボウやニンジン、シイタケ、こんにゃく、油揚げに鶏肉と具だくさんで、とても美味かった。
       

 五目飯の相の手に、肉豆腐が嬉しかったし、ちょっと野菜不足を補うアボガドサラダもまた結構なものだった。
 


2/7
 久々にダッヂオーブンで、ジャーマンポテト。熱々のウインナーやポテトにマスタードを付けフーフー言いながらいただく。
 冷たいビール(もちろん親爺はノンアルコール)がとてもよく合う。
       

 親爺の〆は塩からの茶漬け。桃屋のイカの塩辛にたっぷり七味を振り、熱湯をかけ、それにもみのりを散らす。
 学生時代から馴染んだシオカラ茶漬け。もみのりだけがグレードアップした。
       


2/6
 鶏ひき肉で作った親子丼は食べやすく、美味しい。オカカが煮たおからは、ゴボウ、ニンジン、油揚げ、ネギ、しめじなど具沢山。
 


2/5
 ちょっと変わった春巻きをオカカが揚げた。サニーレタスとレンコンとチーズに海老を巻いたもので、マヨネーズで
味付けてある。何かテレビで見たののだそうだが、驚くほど歯触りも良く美味い。これは定番にすべき一品!
        


2/4
 雑誌で読んアメリカンクラブサンドのレシピが、とても美味そうだったのでトライ。トーストしたパン3枚に、ローストチキンを
ほぐしマスタードマヨネーズで和えたもの、レタス、トマト、ベーコンを順次挟んだ押さえ方が足りぬのか、一寸ばらけ気味だ
ったが美味い。その他にもいろいろ掲載されていたレシピの中から、観覧な卵焼きサンドも作った。
 本来がスナックなのだろうが、ビールを飲みながら頂くと十分夕食になる。いやいや美味しかった。
       


2/3
 昨晩は長女が帰って来ていたので、オカカがまたクリームコロッケ風グラタンを作った。長女も料理が好きで、いろいろやっ
ているらしいが、実家へ帰れば母の手作り。これがやっぱり一番美味しいようだ。
         


2/2
 心平が今季初猟の猪肉をくれたので、久しぶりに猪鍋をやった。前回のももんじやモドキと同じ要領で、割り下に八丁味噌
を加えた下地で煮る。
 小型の猪で油が少ないが、それでも珍しいジビエ。心平がいなければもうとっくに銃猟も引退した親爺にはなかなか入手出
来ぬ肉だ。有難くいただく。
 立山で採れた筍(根曲がりだけの筍)と、マイタケ、ネギ、シラタキ、焼き豆腐を合わせて煮込んだ。
 ジビエとは云え、イノシシ肉は濃い豚肉の味で、特段の癖はない。
 親爺とオカカ二人で、すっかり平らげた。美味かった。
         


2/1
 オカカが鶏手羽のから揚げを作った。テレビで見た梅肉とオイスターソースのころもをつけて揚げた手羽は美味しかった。
       

 副菜は親爺の好きなレンコンのきんぴらに、Fさんにいただいた小松菜のお浸し。これがまた頗るうまかった。料理は材料である。
 


1/31
 頂いた大根の葉と、蕪の葉も一緒に刻み、親爺の大好きな大根葉のふりかけを作った。
 親父が葉っぱをもたもた切り刻んでいると、オカカが見かねてあっと言う間に刻んでくれる、いつものパターン・・・。で、それを
半日も流水にさらしておいて、水を切りフライパンにごま油を引いて炒め始める。。
 

 ある程度炒めたところへ刻み唐辛子、桜エビ(しらす干しでも、削り節でも好みのまま)を加え、醤油とわずかな酒も加え炒め続ける。
 

 汁気が無くなれば出来上がりで、親爺の大好きな大根葉のふりかけが出来上がった。今の時期なら一週間は保存可能だし、
ジップロックに入れ、冷凍保存も可。
 大根葉だけではなく、蕪の葉も混ぜたが、こちらは柔らかく甘味が強い。常備菜で、飯に降りかけいただく。美味い。
       


1/30
 オカカが作ってくれた、貝柱と小エビのクリームコロッケ風グラタン。テレビで見たレシピのアレンジとの事だが、味は
まさしくクリームコロッケで、上にかかったパン粉がサクサクと心地よい。美味い。
       


1/29
 寒い夜の我家の定番メニュは鍋焼きうどん。マイタケと豚肉、かまぼこ、卵、ネギが昨夜の具材。これにてんぷらなども
乗っけていたが、これは重くなりすぎて今の親爺にはきついので、止めている。まあ、これはちょっと情けない話・・・・・。
 熱い処をフーフー言いながら一心不乱に頂く。美味い。
       


1/28
 旧友が送ってくれた晩白柚の皮を残してあったが、これでマラピールを煮た。何時もよりちょっと大降りに皮を切り、
丁寧に煮詰めた。こればかりはストーブの火力ではやや弱いことが分かったので、今度はガスレンジにかけ、煮詰
める時間を短くした。結果良し。かなりきれいに煮あがった。後しばし乾燥し、グラニュー糖をまぶせば出来上がり。
       


1/27
 サラダも温かい方が食べやすいから、ブロッコリーとスナップエンドウ、アスパラガスにジャガイモとベーコンも入った温サラダ。
これに牛筋で作った肉すいで体は温まるし、いずれもとても美味い。
 


1/26
 学生時代にインスタントラーメンばかりだった所為か、親爺はインスタント麺は滅多に食べない。が、例外的に
この、メイドインネパールのワイワイラーメンは好んで食べることがある。勤め人時代のネパール勤務時によく食
べたラーメンだが、一寸独特な作り方があり、先ず、麺をぐしゃぐしゃにもみほぐしベビーラーメン状にし、卵を入
れかきまわし、かきたまラーメンにする。添付の唐辛子はかなり辛いが、親爺はさらに唐辛子を追加・・・で、・・・
       

こんな風に仕上げ、いただく。熱くて辛くてガーリックが効いており美味い。ホットサンドなど添えてスープ代わりとするのが良い。
 


1/24
 Fさんにいただいた立派な大根を、オカカがブリ大根ににてくれた。ちょっと贅沢にブリの切り身は地元氷見産の天然
ものを使い、居間のストーブで煮たもの。ゆすと一味でいただく。これは美味い。
       


1/23
 江戸時代から続く”ももんじや”と云う有名な獣肉料理屋の牡丹鍋は、割り下に赤みそが混ざっていてる。非情に由緒
正しいイノシシ鍋で、イノシシの肉は煮れば煮るほど柔らかくなるのだそうだ。
 で、イノシシを豚肉に置き換えて、我が家でやる豚鍋は赤みそ入りの割り下で、豚バラ、タケノコ、ネギ、焼き豆腐、シ
ラタキ等を煮る。名付けて、ももんじや牡丹鍋モドキ。だがこのモドキ鍋、非常に美味いのだ。
 心平が猪を捕れば、モドキもボタンに昇格するのだが・・・・・。
       


1/22
 暖かい時期に良く作って食べた鳥蕎麦を、今度は熱くして頂いたが、此れもとても美味しい。ゆずと一味を振って頂く。
       

 余った鶏肉は焼き鳥にしていただき、秘蔵のカラスミも少しだけ切って・・・。
 


1/21
 テレビの番組で見た、ガレットが美味そうで、簡単そうだったのでネットで調べて作ってみた。そば粉が昨年取り寄せた
分がまだ少し残っていたので、それを使い、オーソドックスな卵とチーズ、ハムならぬウインナーを使っての初トライ・・・。
 なんのことはない、洋風お焼き、あるいは蕎麦掻と云った味である。生醤油を少し垂らしても非常にうまかったが、一寸
生地が厚すぎた。もっと薄くパリッと焼いたほうが美味いだろう。
 よし今日の昼も再トライしてみよう・・・。
       


1/20
 リンゴとジャガイモの入ったポットポークロースト。塩コショウをすり込んだ豚肉のブロックを焦げ目がつくまでフライパン
で焼き、厚手の鍋に芋、リンゴを切って放り込み、バターを加え、白ワインなども振り込み、その上に焼いた肉を載せ鍋蓋
をして蒸し焼きにした料理だ。リンゴの甘味豚のうまみがイモにしみ美味い。
       

 ダッジオーブンを使うとこれが上手くできる。          いい鰯を見つけたので、又オイルサーディンに作っておいた。
 


1/19
 親爺もオカカも大好きなレバニラ炒めに、なめこと豆腐の赤だし。こんな街の食堂メニューのようなモノが美味くてたまらぬ。
 


1/18
 雪に降り込められている時間に、親爺はパスタを打った。当然のように親爺もオカカにも青春の味であるナポリタンに仕上げた。
 実にオーソドックスなナポリタンの具材は、玉ねぎ、ピーマン、ウインナー。それをケチャップと塩コショウで味付けしただけのナポ
リタンなのだが、粉チーズを振り、タバスコでいただく。オカカがストーブで煮た里芋の煮っ転がしも絶品。いずれも昭和の味である。
 


1/17
 とにかくこれだけ雪が続くと暖かいものが食べたくなる。玉ねぎ、にんじん、ジャガイモのスープにチーズを入れて熱いうちに
頂いた。薄いカツは親爺もオカカも好んで食べる一品。さて、保存食はまだ余裕があるが、今日は買い物に出かけねば・・・。
 


1/16
 次女の土産の煮アナゴの真空パックを切って、アナゴ丼。さすが老舗玉ゐの一品。美味いのなんのって・・・。
 熱々の肉団子入りなめこと豆腐の汁を添え頂く。
       


1/15
 昼食用に作ったカツカレーだったが、カツは剱御前小舎の冷食残り物、カレーも業務用レトルトの残り物・・・。
 これではあまりにも芸がないので、ダルスープをストーブで煮て、このカツカレーに合わせたら、一寸ダルバット風になって
とても美味かった。
       


1/14
 オカカが焼き団子にエゴマのたれを塗りつけて焼いた。これが香ばしい香りで素晴らしく美味かった。どこにもない味だ。
       

 鶏鍋を食べた後のスープに飯を入れ雑炊・・・さらにチーズをたっぷり入れたら、リゾット風の雑炊に仕上がって、これも美味い。
 


1/13
 熱々の焼き立て餃子が美味かった。オカカ特製で、海老が入っていて美味い。親爺は辛いラー油でいただく。
       

 昨夜は中華風ばかり。天津丼に白菜と豚肉の白湯ミソスープ。とにかく熱いがご馳走の昨今。美味い。
 


1/11
 古い友人であるアキラがちょっとした用事で来訪。爺様の仏壇に供える線香と、親爺には鱒寿司を土産に持ってきてくれた。
 新聞の取次店を経営するアキラだが、不動産業も再開するとのことで、頗る元気だった。
 親爺もオカカもこの鱒寿司は初めて。”まつ川”と云う店のものだが、富山には何軒も鱒寿司屋がありそれぞれの味を競って
居る。親爺は山里暮らしだから一寸富山市内の鱒寿司には暗いが、アキラはこのあたり詳しい様だ。
 で、もらった寿司が親爺とオカカの夕食となったが、2段重ねで鱒も分厚く濃厚な寿司で、これはとても美味かった。だが、流石
に二人では食べきれず、半分をいただいて大満足。残りは今日の昼にいただくつもり。アキラ有難う。
 


1/10
 一寸韓国風の食卓。モヤシとカイワレのナムルに豚の焼肉サンチュ巻きそしてコゴミの油いため、タケノコの煮つけ・・・。
       

 飯はもち麦を炊き込んだ飯だが、汁はなめこと豆腐のお澄ましで、この麦飯にはやはり汁気がほしくなる・・・・・。
       


1/9
 とてもミーハーな親爺とオカカである。テレビで”もち麦”と云う耳慣れぬ麦が紹介され、ダイエット効果があるとか・・・
 で、早速これを購入、今朝はご飯に混ぜて炊いてみた。白米に25%のもち麦を混ぜて炊いたご飯がこれ。
 ボソボソして、噛みごたえがある飯だが、不味くはない。まあ、何日続くか、効果はどうか、少し続けてみよう・・・。
       


1/7
 しめじとマイタケをバター炒めにした。これがとても美味かった。今や季節を問わずいつもスーパーに出ているキノコだが
マイタケもしめじもキノコはやはりすべて秋のものかな?何やら季節感が薄れて・・・・・。
       


1/6
 一日煮込んだ牛筋の土手煮に七味を振って頂く。無条件にうまい。アスパラのバター炒めも季節外れながらソコソコ美味い。
 


1/5
 お節も見事に片付いて、娘たちもそれぞれの住家に帰って行った。で、昨夜は又親爺とオカカの二人だけの食卓。
 シンプルに、刺身を買い込んできてそれだけでご飯を頂く。
 いやいやこんな夕食も良いものだ。とにかく飯と刺身とわずかに残ったお節の煮物だけ・・・・・。
       


1/4
 正月3ケ日最終日の昨夜、親爺とオカカと次女の3人で食卓を囲んだ。長女も三女もそれぞれに帰宅していて今日の
夕刻帰宅する次女が一人っ子・・・。
 で、そろそろお節も品薄で、大晦日に仕入れていたテッチリをやることにした。ふぐはお取り寄せパックで、数人分の量
が入っており、大きめの土鍋に水を張り昆布一枚を引いて着火。あとはふぐにはくさいエノキタケ、水菜などを入れ煮えた
ところからポン酢につけいただいた。ゼラチン質の部分や、淡いうまみの骨回り、フグを魔味と表現した魯山人の気分が
少し判りかけた・・・。
       

 で、食べ終わった後が親爺の大好きなフグ雑炊タイム。むしろこっちがメインと云った気分でいただいた。美味い!!
 
 


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 昨夜は長女夫婦も年始に来て、帰省中の次女、三女と久々に三人娘に婿殿もまじえ、賑やかな食卓となった。
 相変わらずのお節だが、喪中なので普段使いの食器に持って華やかにならぬよう盛った。
 このほかに婿殿の好物のビーフシチューも作ってあったので、若い連中の胃袋も十分満たされた事だろう。
 


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 今年は祝い膳はできないが、中身の方はほとんど変わらぬお節を用意した。重箱への盛り込みなど無いので、却って楽だ・・・。
 先ずは雑煮。普段使いの椀に盛り、普段使いの箸でいただいても、正月の気分にはなる。
       

 例年通り、黒豆、田作り、数の子(松前漬けにした)を三品並べ、健康、豊穣、子孫繁栄を願う年頭の膳とした。
 但し、「祝い」の飾りなどは一切用いない。全て普段使いの器に盛る。
       

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